ヒアリング
インテリアコーディネーターの仕事の流れはそのときどきで変わりますが、
たいていの場合、お客さまと対面し、ヒアリング(コンサルティング)をすることから始まります。
ヒアリングは、お客さまから希望を聞く大切な場面。
まず必要になるのは、幅広いインテリアの知識と、お話の向こうに見える、お客さまの暮らしを読み取ること。
後のプランニングやプレゼンテーションに大きく影響しますので、ヒアリングでどれだけのお話を聞き情報を得ることができるかによって、次の作業もぐっと楽になるはずです。
ヒアリングでは、お客さまが選ばれた商品の特徴だけでなく、実際に購入して使用した場合に生じる知識も必要です。
たとえばどういったお部屋に合う商品なのか、後々メンテナンスをする必要が出た場合、どうすれば良いのか、そういったことまで知っていることが大切です。
そしてお客さまとの会話の中に見え隠れする、お客さまの暮らしやライフスタイルを読み取って、未来の暮らしも視野に入れながら、新しい角度で商品を提案します。
お客様が興味を示してくだされば、話も弾みますし、それによって、インテリアコーディネートをするために必要な、たくさんの要素を得ることができるでしょう。
また、お客さまが欲しいと思っておられる商品を一方的に進めるだけではなく、「なぜ、その商品が欲しいのか?」ということをしっかりお聞きすることも、インテリアコーディネーターとしての重要な役割。
お客さまとお話しているうちに伺えるライフスタイルなどと照らし合わせたとき、その商品よりも快適で使いやすく、お客さまも気に入ってくれるだろうという商品があれば、惜しみなく情報をお伝えしてみてください。
お部屋やお家は一生モノの買い物であることが多いので、後から「こうしておけばよかった!」「こっちのほうがよかった!」ということをなくすためにも、ヒアリングを重点的に行いましょう。
ヒアリングはインテリアコーディネーターのお仕事の、大切な一歩です。
ただ見学に来られただけ、相談をしにきただけのお客様でも、また足を運んでくださる可能性がたくさんありますが、ひとりひとりのお客さまとしっかり向き合っていきましょう。


