HOME >> インテリアコーディネーターとは
シンプルで、使いやすい、機能的な部屋。
街角にある、小さな喫茶店のような家。
旅先で出会ったような、遠い異国を思わせる空間。
思わずここに住んでみたい!と感じる空間に、出会ったことはありませんか?
そんな素敵なお部屋や住まいを提案しているのが、
インテリアコーディネーターです。
読んでおられるあなたには、そういった、長居していたくなるお気に入りのお店やお部屋を、すぐに思い浮かべることができるのではないでしょうか。
または、そんなお部屋に住んでおられる、住もうと思っていませんか?
お店なら、インテリアコーディネーターの方が関わっているかもしれません。
でも、インテリアコーディネーターという職業でなくても、住み心地の良いお部屋やお家を作り出しているのなら、あなたも、立派なインテリアコーディネーターになれる素質をひとつ、持っています。
生活に密着しているからこそ身近に感じる職業、インテリアコーディネーター。
そのお仕事から、資格試験についてまで、ひとつひとつ紐解いていきましょう。
インテリアコーディネーターとは、
一言で言うと、安心できる快適で美しい住空間を、お客さまの目線で考え提案する職業です。
家の設計をする際に、「どのような住空間にしたいのか」という希望や予算を聞き入れ、家具や照明、壁や床といった、たくさんの資材をセレクトして、家全体のコーディネートをするのが主なお仕事。
就職先によっては、家具やカーテンなどのインテリアを選択するアドバイザーになることもあります。
高年齢化や個性化に伴い、安全で心地の良い住空間、個性的で自分らしい住空間への関心が高まっていることから、その需要も拡大しているんだそう。
また、インテリアコーディネーターは、さまざまなインテリアに関して総合的な立場でアドバイスをする専門家でもあることから、インテリアアドバイザーとも呼ばれることもあります。
その他にも、インテリアコーディネーターが活躍する場はどんどん増えています。
しかし、大抵の就職先が建築士としての知識や技能を必要としていたりと、スキル面で大きな壁が立ちはだかっていることは事実です。
どうしてもインテリアコーディネーターになりたい!と思うほど、インテリアコーディネーターという職業に惹かれておられるのであれば、アルバイトとしてインテリアコーディネーターを起用しておられるところもありますので、とにかく経験を積んでいくことを優先してください。
そして多少大変ではあっても、インテリアコーディネーターという資格だけでなく、実務に役立つ資格やインテリアコーディネートそのものに活かせる資格を取ってみること。
資格を取ろう!と目標を決めて少しずつでも勉強を始めれば、その勉強がすぐに実務に反映できます。
資格で大切なのは、資格を取ることよりも、その勉強内容なのです。
ぜひ、いろいろな資格と知識に興味を示し、それを実践していってください!
出版社やTV番組の製作会社でインテリアコーディネーターとして活躍しておられる方も居られます。
出版社の場合は、雑誌などに載っている部屋の写真に使われている部屋を作ったりしますし、TV番組の製作では、ドラマなどの生活背景の伺える場面を作ることでその能力を発揮します。
これらは主な就職先とは異なりますが、通常とは異なった経験をしてみたい場合は検討してみてもいいかもしれません。
ただ、専属でインテリアコーディネーターを抱えている出版社やTV番組の製作会社があるのか、というと謎が残ります。
おそらく、フリーランスで活躍されているインテリアコーディネーターの方や、業界で有名なインテリアコーディネーターの方を起用されていることも多いはず。
駆け出しインテリアコーディネーターが急に首を突っ込むと右往左往してしまうことも考えられますので、実務経験を積んだ上で徐々に視野に入れていくことをお勧めいたします。
主婦の方、女性の方なら毎日のように接しているキッチン。
それをより機能的で美しく、使いやすくしたものを提案し、販売しているのがシステムキッチン販売店です。
ここにも、インテリアコーディネーターが活躍する場があるのです。
長年、女は台所…という常識がありました。
近年ではだいぶ影を薄めていますが、キッチンの重要さを一番よくわかっておられるのはやはり現代でも女性の方でしょう。
システムキッチン販売店での仕事内容は、コーディネートとお客さまとのコミュニケーション。キッチン周りの希望などをお聞きしたりします。
キッチン周りのコーディネートは設計に関わります。
なので、建築の知識がないと、インテリコーディネーターとして働くのは難しいでしょう。二級建築士以上の資格を取ることをお勧めします。
また、世の中にはキッチンスペシャリストという資格もあるのです。
キッチンスペシャリストは平成17年度に出来た資格で、ひとりひとりのニーズに合わせたキッチン設備の提案やキッチン空間のコーディネートを担当します。
この資格も持っていると、システムキッチン販売店への就職が、より有利になるでしょう。
住宅設備メーカーや建材メーカーは近年、リフォームに力を入れるようになっているため、インテリアコーディネーターとして活躍できる場が広がった就職先と言えるでしょう。
業務内容は、主にショールームでの接客・営業を担当しています。
メーカーのショールームでは、各メーカーの商品が美しくかつわかりやすく配置されていることが多く、その中で商品の提案やアドバイスを行います。
特に住宅設備メーカーでは、バスルームやトイレ等の水周りを快適にしようというお客さまを対象にリフォームの提案を以前よりも意欲的に行っています。
その結果、居心地のいい空間を提案するスペシャリストであるインテリアコーディネーターの役割が増えています。
建材メーカーの主な取り扱いは床や壁紙。
住空間全体を包む資材であるため、その重要度を侮ってはいけません。
たとえば、床や壁は窓から入る光をそのまま反射してしまうため、家具の見た目や、部屋の明るさまでもを変えてしまいます。
インテリアコーディネーターという職業はそういったことまで想像できるようになることなのです。
もちろん、今はその能力が備わっていなくても、徐々にこういった知識や経験を積んでいこうという向上心が大切ですね!
これら2つの就職先は総合的な知識から、ひとつひとつの建材に関する知識を持っている方が優遇されるため、インテリアコーディネーターの資格を持っておられる方、という条件が付いていることが多いのが特徴です。
インテリアショップ、各種家具メーカーで働くインテリアコーディネーターの役割は、主にお店での接客・営業です。
みなさんも出かけ先でお話されたことがあるかもしれませんね。
それくらい、どちらかというと身近な就職先です。
インテリアに興味が行きはじめた最近では、お店の数も増えており、求人状況も一般的に募集をかけられていることも多いので、業界との繋がりがないと就職しづらい各種事務所や、家の設計から施工の終了以降まで携わることが多い住宅メーカーやリフォーム専門会社などよりはかなり就職できる幅が広いといえるでしょう。
インテリアショップや各種家具メーカーでの就職を考えておられる場合は、まずはインテリアが好きだということ、接客が好きだということがとても大切になってきます。
たとえ物静かな方であっても、人を寄せ付けない雰囲気を出しておられる方では、なかなか勤まりませんよね?
お店の顔となることが多い職場ですから、明るくハキハキとした方が求められます。
「インテリアコーディネーター」として働くのであれば、インテリアコーディネートの専門家として、お客さまの希望を聞き、しっかりとイメージをした上で提案できる能力を身に着けましょう。
せっかく取った資格と肩書きも、それらに顔負けしないお仕事が必要です。
また、ホームセンターなどでのインテリアコーナーで勤務する場合、お客さまの年齢層はご高齢の方から小さなお子さんまでさまざまです。
その人の目線に立ってインテリアを一緒に選んでいく、という姿勢が大切になるでしょう。
笑顔に自信のあり、インテリアの知識が多少なりあるのであれば、タイミング良く就職できる可能性は高いですし、アルバイトで働いてみるのもいいかもしれません。
建築事務所への就職を考えておられるのであれば、まず建築の知識しっかり身に着けておかないといけません。
インテリアコーディネーターとしての技術やセンスはもちろん必要にはなりますが、建築事務所の場合は「設計そのもの」に関わりますので、建築に対する知識も豊富でなければ勤まらないのです。
図面もしっかり読めなければなりませんし、建築事務所では建築士とインテリアコーディネーターが二人三脚のようなものですから、建築士との意思疎通も必要になってくるのです。
資格としては二級建築士以上の資格は取っていないと勤まらないので、まずはインテリアコーディネーターとしての技術を磨きながら(または磨いてから)、建築の勉強をするか、またはその逆となるでしょう。
実際、建築士がインテリアコーディネーターを兼ねている場合も多いのです。
某テレビ番組でさまざまなリフォームを行っていましたが、その番組では一級建築士の方がたくさん出ておられます。
デザイン事務所と同じく、業界内での繋がりでの求人・就職が多いので、何もない状態からの建築事務所への就職は未来への視野としたほうが懸命でしょう。
こちらも即戦力となるようなスキルやセンス、そして建築とインテリアコーディネート、両方への深い知識が無いと難しいのが現状です。
インテリアデザイン会社およびインテリアデザイン事務所というのは、インテリアデザイナーを主とした企業です。
まず、インテリアデザイナーがさまざまな家具を設計し、そしてその家具を、インテリアコーディネーターがお客さまへ提案するのです。
デザイン事務所の場合はブランドを持っているわけですから、そのデザインをよく理解し、そしてお客さまのお部屋には自社のどの商品が一番相応しいかといったことも考慮できなければなりません。
アドバイスをするだけではなく、コーディネーターとして、しっかりと空間を調和することができる総合的なコーディネート能力やセンスが必要となるわけですね。
ただ、それゆえに、インテリアコーディネーターとしてデザイン事務所へ就職するのはかなり難しいのが現状です。
求人が出ることが少なく、業界内にて人伝えに募集が広まることのほうが多いのです。
業界内にて、ということは、つまり即戦力を求められる職場ですので、どうしてもデザイン事務所への就職をしたい!と思っておられるのであれば、まずは実務経験を得たうえで、しっかりと業界に根を張ることが大切になるでしょう。
住宅展示場およびショールームは施主の方が居られないため、お客さまのご希望やライフスタイルに関わらず、自分のアイディアやセンスを自由に活かしたコーディネートが出来る職場です。
インテリアコーディネーター資格を持っておられる方を優遇して求人の募集をしていることも多々あるので、やってみたい!と思っておられるのであれば、しっかりとアンテナを張っておきましょう。
また、インテリアに関するさまざまな知識を得られるだけでなく、インテリア業界そのものとの繋がりもできるので、将来独立を考えておられる方や、スキルアップを考えておられる方には有意義なお仕事となるはず。
分譲を行っている不動産会社に就職した場合は、その不動産会社が所有している分譲地に建設するモデルルームのコーディネートや、そのモデルルームに訪れたお客さまの相談を受けたりもします。
モデルルームはマンションや一戸建てとさまざまですが、現在ではまだ、インテリアコーディネートは外部へ発注することが多く、専属のインテリアコーディネーターを持たない不動産会社が大多数です。
なので、インテリアコーディネーターとして、というよりは、お客さまの相談を受けたりする営業業務が多いと言えるでしょう。
設計プロジェクトそのものに関わることもあることから、未経験の方で実務経験を積もうと考えておられる方々には、実際に現場に関わるお仕事としてお勧めできると思います。
リフォーム専門会社や、リフォームショップで働くインテリアコーディネーターのお仕事は、もちろん、マンションや一戸建て住宅のリフォームです。
リフォームは、すでに建てられている建造物を、より使いやすく、機能的に、そして美しくするために行われます。
今までのお部屋や住宅と比較して提案できるぶん、手を加える場所が明確ではありますが、リフォーム前後の良し悪しがはっきりと出てしまいます。
また、リフォームされるお客さまには、家具を買い換えない方も居られます。
リフォーム後のお部屋にその家具が合うかどうか、そういったイメージ力も求められるでしょう。
インテリアコーディネーターとしてリフォームに携わる場合も、お客さまの希望をお聞きすることから始まり、着工から完成までを手がけます。
骨組みから作っていく住宅メーカーとは異なり、リフォームの場合は既にある骨組みに新しい肉付けをしていかなければならないので、建築士としての知識がかなり必要になってきます。
豊富な実務経験と二級建築士以上の資格は欲しいところ。
なので、未経験の方ではなかなか難しい就職先かもしれませんが、将来のことを視野に入れておられる、既存のものに新しいアイディアを加えて使いやすくしていくことが得意な方に、お勧めできるでしょう。
住宅(ハウス)メーカーに就職されているインテリアコーディネーターの方がたは、一般住宅のインテリアコーディネートを請け負うほか、ショールームや展示場などのインテリアコーディネートを担当することが主な仕事です。
住宅メーカーに就職した場合は、お客さまのお家を1から担当することがほとんどです。お客さまの家族構成やライフスタイルをお聞きし、
お客さま自身のご希望に沿った、お部屋やお家のコーディネートを提案します。
その代わりに、住宅というのは一生ものの買い物であり、そしてインテリアコーディネーターがしっかりと業務をこなさなければ、施工をされる方々にもご迷惑が掛かってしまいます。
また、図面がしっかり読めることが大切。
建築そのものに携わるため、建築用語が飛び交うこともしばしば。
住宅メーカーに在籍するインテリアコーディネーターの方がたには、建築士の資格を持っておられる人も居られます。
インテリアコーディネーターとして働きたい!という意欲も必要ですが、建築そのものを学んでいこうという向上心も必要です。
住宅メーカーにインテリアコーディネーターとして就職するには、それなりの実務経験が必要になってくるでしょう。
未経験の方の場合は、事務などをしながら現場を学び、インテリアコーディネーターとなった方も居られます。
まずは諦めるよりも、実際にその仕事を目で見てみることが大切かもしれませんね。
インテリアコーディネーターという名前や資格があることは、ご存知だと思います。
しかし、意外とその業務内容は知られていないようで、インテリアコーディネーターがいったいどんなお仕事をしているのか、明確な答えをお持ちでいない方も、居られるのではないでしょうか?
インテリアコーディネーターは就職先によって業務内容にかなり幅が出てくる職業です。
その業務内容は一軒の住宅のコーディネートから、専門店での店内スタッフまで、実にさまざま。
インテリアコーディネーターという職業が世間にも業界にも定着し始めたのはまだまだ最近のお話なのです。
実はインテリアコーディネーターの資格が誕生したのは、いっしょくたになっていた住宅やインテリアに関するお仕事に一線を引くこともひとつの目的だったとか…。
このお話は別のところで詳しくお話するとして、
まずはその就職先・仕事先をご紹介し、その主な業務内容を把握しておきましょう。